電子書籍と紙の本
「電子書籍」と「紙の本」について書きます
最近電子書籍を多く活用しています。
元来本が好きで、ブラっと書店に行き、所在なく立ち読みし、その中で新しい良い本を見つけたりする事が休日の過ごし方の一つでした。
しかしこのコロナ禍、書店に行く事もそうそうできず、最近はkindleを使った電子書籍を多く使っています。
元々電子書籍には懐疑的な意見(「電子じゃ読みにくいでしょ??」)を持ってたのですが、意外や意外に使い勝手が良く、自分の生活に馴染んできてます。
このGW期間中もkindleさんにはかなりお世話になり、「kindle unlimited」による読み放題サービスも活用し、かなりの本をkindleで乱読しました。
一方巷では「電子書籍が紙の本に置き換わり、今後紙の本は衰退していく」といった論調もあったりします。この論調に対し、「それは無い」と私は思います。
自分が感じる電子書籍と紙の本のメリット/デメリットをまとめてみました。
【電子書籍】
メリット
◆省スペース (これは本当にでかい)
◆外出時も身軽に持ち運べる
◆目次+αレベルならダウンロードして簡単に立ち読みできる
◆書店に行く必要がない
デメリット
◆本が探しにくい
◆本との偶然の出会いが起こりにくい
(ある程度自分の目的に沿った本しか提示されてこない)
◆目的にページに(若干)辿りつきづらい
【紙の本】
メリット
◆予期せぬ良本に出会う可能性がある
◆読みたいページにすぐたどり着ける
◆(個人的には)紙の本の方が頭に入ってくる感じはある
デメリット
◆部屋のスペースを食う
◆持ち運び時も嵩張る
私的使い分けは
手軽に情報を取り入れたい : 電子書籍
じっくり読み込みたい : 紙の本
あえて表現すると、電子書籍の良さが「即効性」で、紙の本の良さが「持続性」かな。
その観点で考えると、さっと読んだりさっと情報を取り入れる側面が強いカテゴリー(漫画、新聞、雑誌など)は、今後どんどん電子に置き換わっていくし、一方でじっくり読み込みたい系のカテゴリー(学術書、研究書)は紙の本がまだまだ生き続けていくのかな。。とか想像しています。
そしてそのどちらにも属さないカテゴリーはどうなるか、、?
個人的には電子書籍に置き換わっていく流れになるかとは思います。現在の若い世代は「デジタルなもの」に対する抵抗はより少ないでしょうからね。
さて話を自分に関する事に戻し、、
間違い無く言えるのは、電子書籍を自分の生活に取り入れることができた事で、自分の読書の幅は大きく広がったって事です。
私が思うのは、どっちがよくてどっちがだめ、という事ではなく、「どっちもいいところがあるからそれを上手く使い分ける」がベストな選択だと思います。
今後コロナ禍が収まり、書店に自由に行ける時が来た時、電子書籍と紙の本を上手く使い分けながら、良い本を自分の中に取り入れていきたいです。
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まだまだ少ないですが、これから定期的に書いていきたいと思います。
よかったら覗いてみてください。