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「自分なりに考える」について考える

4月になり、新社会人として新たなスタートをきった新入社員を迎え入れる人も多いと思います(私の職場には新入社員の配属はありませんでしたが(^_^;))

 

社会人が身につけたい基礎スキル(業務スキル以外の領域。「社会人基礎力」と経産省が打ち出してるあたりの領域)は一杯ありますが、その中で「何事にも受け身にならず自分なりに考えて仕事に取り組む」的な事もあると思います。

 

「自分なりに考える」とは言い換えれば「自分の意志/意見を持つ」という事かと思います。

 

社会人として「自分の考えを持つ事の大切さ」は言わずもがなだと思います。

自分の考えを持たず、流されて10年20年過ごした人」が職場でどういう状況に置かれるか、皆さんも何となく想像つくのではないでしょうか。なぜならそういう人はどんな職場にも何人かいますから、苦笑

※今回の本筋からズレるので省略しますが、こういう流されてきた人についての考察も近々書こうかなと思います。

 

 

 「自分なりに考える」事はホントにいい事なのか❓

一方で、「自分の考えにこだわり、周りとぶつかり続ける人」もいます。

「私はこう考えます」が何よりも相手に伝えたい事で、結局何も伝えられず、「あの人は何もわかってくれない」と自分の中に生んで終わる人(程度が悪いとその不平不満をマイナスの感情として周りに撒き散らしてしまいます)。これも多くの職場にいるのではないでしょうか。よく上司に噛み付いてる人。周りの仲間と衝突してる人。等、、

 

こういう人は、「自分なりの意見を持つ事」にこだわり過ぎてるのだと思います。もっと言うと「自分の意見を持たなきゃいけない」という一種の強迫観念があるのではないでしょうか❓そしてそれを生み出す根底にあるのは「人によく見られたい」という気持ち。。

 

そうすると、意見を言う事が目的になってしまい、それを受け取る側の気持ちを考える心のスペースが無くなってしまうと思います。

「自分なりに考える事と、相手に伝える事は全く別次元の問題」として捉えないと、そこにコミュニケーションの問題が発生してします、という事かなと。

 

 

じゃあこの「何事にも自分の考えを持って仕事に取り組む」についてどういうスタンスで臨めばいいかって言うと、、それは、

「自分の意見は常に持ちつつも、相手の状況を見て、その場面に最も適切な伝達方法を考え、行動する」

が一番しっくり来るスタンスかなと思います。

 

自分なりに考える事はあくまで第一ステップで、その先にそれを相手に効果的に伝えるって事を常に考えなきゃダメなんだって事です。

 

なんかこれって仕事だけじゃないですね。普段の友人付き合いや恋愛の時にも当てはまる人間関係のルールですね。

 

とこんな感じで偉そうに書きましたが、かく言う私も忙しかったり追い詰められると、心のスペースが狭くなり、周りを考えず独りよがりに感情を吐き出してしまう事が時々、、(^_^;)まだまだ半人前です。。

 

忙しい時ほど、心にスペースを持たそう‼️