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自分の中にいるもう「一人の自分」

仕事において切羽詰まった場面は誰にでもあると思います。

そういう時、「理性による判断」ができなくなり、「感情による反応」に陥ってしまい、ミスが重なってしまうものです。

 

そういう時、私は「自分の感情を口に出してみます」

「あー今オレテンパってるな〜」みたいな感じで。

これを表現すると、、

自分の中にいるもう一人が、自分を実況している感覚でしょうか、、

 

そうすると、自分を客観的に見る事ができ、感情に流される事を防いでくれます。

専門的な言葉で言うと「メタ認知」と言われる考えでしょうか。

 

ここで大事なのは「気持ちを言葉にして表現する事

言葉にする事で、自分の状態をより正確に自分の脳に伝える事ができるようになります。逆に言うと、思っているだけでは脳に十分伝わらないです。

この感覚は、対人コミュニケーションにおける「ちゃんと言葉にして言わないと自分の気持ちは相手に伝わらない」ってのと似ているかなと。言う相手が「自分自身」である、と捉えると。

(ちなみに、職場で「オレテンパってるな〜」と独り言を言うと、周りから若干変な目で見られますが、それは気にしなくていいと思います。「テンパると独り言で気分を落ち着かせる様にしてる」とか言っておけば😄)

 

「自分を客観視する」大切さについてはこの本でとても強く言及されています。 

 

また、「起こった出来事」と「反応」の間に「理性」を持つ事の大切さについては、名著「7つの習慣」で「人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている。それが人間と動物の違いである」と表現されています。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

いずれも素晴らしい本です。また機会を改めて書評を書きたいなと思ってます。

 

以上、「自分の中にもう一人の自分を持つ事の大切さ」についての話をしました。

それではまた。