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書き続ける事(dot)で、いつかそれらは繋がる(line/square)

自分の中にいるもう「一人の自分」

仕事において切羽詰まった場面は誰にでもあると思います。

そういう時、「理性による判断」ができなくなり、「感情による反応」に陥ってしまい、ミスが重なってしまうものです。

 

そういう時、私は「自分の感情を口に出してみます」

「あー今オレテンパってるな〜」みたいな感じで。

これを表現すると、、

自分の中にいるもう一人が、自分を実況している感覚でしょうか、、

 

そうすると、自分を客観的に見る事ができ、感情に流される事を防いでくれます。

専門的な言葉で言うと「メタ認知」と言われる考えでしょうか。

 

ここで大事なのは「気持ちを言葉にして表現する事

言葉にする事で、自分の状態をより正確に自分の脳に伝える事ができるようになります。逆に言うと、思っているだけでは脳に十分伝わらないです。

この感覚は、対人コミュニケーションにおける「ちゃんと言葉にして言わないと自分の気持ちは相手に伝わらない」ってのと似ているかなと。言う相手が「自分自身」である、と捉えると。

(ちなみに、職場で「オレテンパってるな〜」と独り言を言うと、周りから若干変な目で見られますが、それは気にしなくていいと思います。「テンパると独り言で気分を落ち着かせる様にしてる」とか言っておけば😄)

 

「自分を客観視する」大切さについてはこの本でとても強く言及されています。 

 

また、「起こった出来事」と「反応」の間に「理性」を持つ事の大切さについては、名著「7つの習慣」で「人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている。それが人間と動物の違いである」と表現されています。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

いずれも素晴らしい本です。また機会を改めて書評を書きたいなと思ってます。

 

以上、「自分の中にもう一人の自分を持つ事の大切さ」についての話をしました。

それではまた。

覚悟/リスクを取って動く

覚悟/リスクを取って動くと周りが自然と動いてくれる

 

今週はなかなか忙しい1週間でしたが、その中で実感した事です。

 

本気を持って動くと、周りもそれに応じて動いてくれる。何も指示してないのに自分の意図した方向に動いてくれる。今までも何回も経験してきた「不思議な」感覚です。

こういう時は、自分だけで成し遂げた時とはまた違う達成感が得られます。

 

リーダーシップの本質は「他者への信頼」と「自身が率先垂範を示す」である、と改めて感じた1週間でした。

コロナ禍をポジティブに捉える

コロナ禍をポジティブに考えてみる

コロナ一色となった状況下、ネガティブな事はいくらでも考えられます。マスメディアはいくらでもそのためのネタを私たちに与えます。

ネガティブに向き合う時間も当然大切。でもそれが全てでは人生息苦しくなっちゃいます。

 

そうもやもやと思っていた中、NEWSPICKに本田圭佑さんがコロナについて語る記事があり、その中で「全ての物事には長所と短所がある」というくだりから、「本田さんにとってのコロナ危機の良い面は❓」という話があり、とても興味深く読みました。

 

「物事には長所短所がある」は私もとても共感する考え方です。そこで私も本田さんを真似し、「コロナ禍をポジティブに捉えて」みました。

 

【プライベート面】

家にいて時間が有り余ってあることで、、

 ①たくさん本を読めるようになった

 ②新しい勉強を始めた

 ③家でできる新しい趣味ができた

 ④ブログを始めた

 

【仕事面】

業績が落ち、残業ゼロを会社から命じられた事で、

 ④「いかに定時内で仕事を終わらせるか❓」というタイムマネジメントの考え方がつき始めてきた

   ⑤ 自分の仕事を時間/お金換算で考えられる様になってきた

 

在宅勤務等、多様な働き方が求められるようになり、

 ⑥ 自分の働き方を大きくデジタル化させる事が出来た。

 ⑦ ⑥に関連して、自分の仕事のペーパーレス化を一気に進める事が出来た(机の上の書類の山が一気に無くなりました)

 

自分の中で一番ストンと落ちる表現は、

今は力を溜める時期

です。

 

終息の日はいつか来る、と信じ、今はじっくりと家で力を溜めていきたいと思います。

そして言わずもがな、終息のために自分範囲で出来る事は尽くしていきます。

 

無知の知

「知らない事を知る事から多くは始まる」

というテーマで書きたいと思います。

 

「物事を知っている」という命題に対しては、

 

①「自分が知っているという事」を「知っている」

②「自分が知っているという事」を「知らない」

③「自分が知らないという事」を「知っている」

④「自分が知らないという事」を「知らない」

 

の4つの領域があると思われます。

 

①は自分の知識、言い換えれば「自分の武器」です(正しい武器かどうか❓という議論は別でありますが、それは本筋と外れるので割愛します)

②④は自分の認知の外の話なので、自身の力では対処できません。

(②ってどういう事かがあまり例で浮かばないですが、、例えば「自分に隠された潜在能力」とかでしょうか、、❓)

 

そして③を認識してるか❓で自分の価値を「自分自身で」高められるかどうかが変わってくると思います。かのソクラテスが「無知の知」と言った事です。

 

無知の知はとても有名なので、人によっていろんな解釈や活かし方があると思いますが、ついての私的な解釈/活かし方は以下です。

 

無知の知は知識増やすためのスタート地点

 知識を効率的に増やすためには、③の認識が必須だと思います。「知るべき事」のゴールを明確に設定できるからです。問題解決のために「現状(=知らない事)」と「あるべき姿(=知る事)」の設定が重要である事と似てます。

学校教育の場や、新入社員等は、③の認識を他者が教えてくれます。でも、ある程度経験を積んだ社会人になってくると、③は自分で認識していく必要があります(ベテラン社員に手取り足取り教えてくれる人なんていないですよね普通)

だからこそ我々は無知である事を自覚する必要があると思うのです。自覚しなければ③を認識しない。そしてそれは自分の知識が増えていかない事を意味します。

 

この時代、自分の知識が増えていかない事が何を意味するか、、は細かく説明不要かと思います。一言で言えば「社会から必要とされない人材」になってしまいます。

 

無知の知は私を強くしてくれた

実は私自身無知の知を意識し出したのはここ2,3年ですが、以来「知らない事への姿勢」が大きく変わりました。

 

意識してない時期は、「無知は恥ずべき事」という意識が強く、虚勢を張ったり、知ったかぶりをしてよく失敗してました。

 

しかし意識してからは、周りに対して「これ知らない」とせいせいストレートに言える様になりました。ちなみにそれを言うときの気持ちは「これ知らない(という事をオレは知ってるよ(心の声))」って感じでしょうか。

こういう事をせいせい言うと、意外に周りは色々教えてくれるものです。そしたらそれを吸収して知識にできます。

 

どんだけ歳を取っても、「自分の知ってる事なんて自分の知らない事に比べればちっぽけなものだ」と言う意識を忘れずにいたいものです。

 

 

 

「失敗」は「間違ったやり方を発見した」という意味で長期的には『成功』でもある

失敗についての私が常日頃考えるのは、、

失敗という言葉をマイナスイメージで捉えない事。

 

「失敗はダメな事」「失敗はしてはいけない」というマイナスイメージから始まるから、そこから逃げたい気持ちが強くなります。

 

そうではなく、失敗をもプラスイメージで捉えれば、失敗から逃げず、強引な言い方をすれば「積極的に失敗できるようになる」と思います。

じゃあどうやったらプラスに捉えられるかっていうと、それが題名にあるような解釈をするのが一つ手かなと思います。

 

「失敗は成功の母」という名言がとてもしっくりします。

 

•人の話をちゃんと聞こうと日ごろ強く意識してるのは、人の話を全く聞かずに人の信頼を失いかけた苦い経験があるから。

•時には自分の考えをはっきりと相手に伝える事を日ごろ意識をしてるのは、「何考えてるか分からない」と言われて付き合ってた人にフラれた苦い経験があるから

•「リーダーシップには相手との信頼関係が基礎となる」と考えるのは、初めて会った人と仕事をした時、相手との信頼関係を築く事をあまりせず、強引にリーダーシップを取ろうとして、結果全く取れなかったという苦い経験があるから

 

上記は私の一例ですが、自分の日々の行動で強く意識付けされてる事は、大体がその根本に「失敗による苦い経験」があります。

(なんかあまり良い例が出せませんでしたが、、苦笑)

 

皆さん、失敗をもっと積極的にしましょう。そしてそこから一杯学びましょう。そしてその学びが将来生きれば、失敗は成功に変わります。私も将来の成功のため、もっともっと失敗していきます。

「理不尽」への反応で分かる事

理不尽なことへのリアクションで、人としての成熟度が分かる

っていつも思いながら人間観察してます。

 

大人な人のリアクション

 →とりあえず一旦状況を受け止める。良い悪いの判断の前に、状況把握をする。

 

幼い人のリアクション

 →拒否から入る。反射的に拒否してるって言うのが正確か。

  脳の理性を働かせて状況を判断する前に、「嫌な事を拒否したい」という動物としての本能が勝って拒否してしまう、みたいな。

 

これはスパッと二分できるものではありません。

例えば普段は大人なリアクションが出来る人も、とんでもない理不尽には本能が勝ってしまうとか、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「自分なりに考える」について考える

4月になり、新社会人として新たなスタートをきった新入社員を迎え入れる人も多いと思います(私の職場には新入社員の配属はありませんでしたが(^_^;))

 

社会人が身につけたい基礎スキル(業務スキル以外の領域。「社会人基礎力」と経産省が打ち出してるあたりの領域)は一杯ありますが、その中で「何事にも受け身にならず自分なりに考えて仕事に取り組む」的な事もあると思います。

 

「自分なりに考える」とは言い換えれば「自分の意志/意見を持つ」という事かと思います。

 

社会人として「自分の考えを持つ事の大切さ」は言わずもがなだと思います。

自分の考えを持たず、流されて10年20年過ごした人」が職場でどういう状況に置かれるか、皆さんも何となく想像つくのではないでしょうか。なぜならそういう人はどんな職場にも何人かいますから、苦笑

※今回の本筋からズレるので省略しますが、こういう流されてきた人についての考察も近々書こうかなと思います。

 

 

 「自分なりに考える」事はホントにいい事なのか❓

一方で、「自分の考えにこだわり、周りとぶつかり続ける人」もいます。

「私はこう考えます」が何よりも相手に伝えたい事で、結局何も伝えられず、「あの人は何もわかってくれない」と自分の中に生んで終わる人(程度が悪いとその不平不満をマイナスの感情として周りに撒き散らしてしまいます)。これも多くの職場にいるのではないでしょうか。よく上司に噛み付いてる人。周りの仲間と衝突してる人。等、、

 

こういう人は、「自分なりの意見を持つ事」にこだわり過ぎてるのだと思います。もっと言うと「自分の意見を持たなきゃいけない」という一種の強迫観念があるのではないでしょうか❓そしてそれを生み出す根底にあるのは「人によく見られたい」という気持ち。。

 

そうすると、意見を言う事が目的になってしまい、それを受け取る側の気持ちを考える心のスペースが無くなってしまうと思います。

「自分なりに考える事と、相手に伝える事は全く別次元の問題」として捉えないと、そこにコミュニケーションの問題が発生してします、という事かなと。

 

 

じゃあこの「何事にも自分の考えを持って仕事に取り組む」についてどういうスタンスで臨めばいいかって言うと、、それは、

「自分の意見は常に持ちつつも、相手の状況を見て、その場面に最も適切な伝達方法を考え、行動する」

が一番しっくり来るスタンスかなと思います。

 

自分なりに考える事はあくまで第一ステップで、その先にそれを相手に効果的に伝えるって事を常に考えなきゃダメなんだって事です。

 

なんかこれって仕事だけじゃないですね。普段の友人付き合いや恋愛の時にも当てはまる人間関係のルールですね。

 

とこんな感じで偉そうに書きましたが、かく言う私も忙しかったり追い詰められると、心のスペースが狭くなり、周りを考えず独りよがりに感情を吐き出してしまう事が時々、、(^_^;)まだまだ半人前です。。

 

忙しい時ほど、心にスペースを持たそう‼️